2011年08月06日
状況終了!3776作戦 その2
いよいよ夜間登山スタートとなったわけですが、ここで今回頂上までの進攻ルートである須走口の特徴をまず挙げときます。
・登り始めは樹林帯の中を進む(他のコースでは岩肌からのスタート)ので自然を楽しみつつ登れる。
・利用者が少なめなので、静かに、ゆっくりと登れる。
・他の5合目と比べて400メートル程低い(御殿場ルートよりはマシなんですがw)
・8合目からは吉田ルートと被るので大混雑。
・登りと下山が分かれているので渋滞することがない。
HPと自分の体験からしてざっとこんな感じです。(http://www001.upp.so-net.ne.jp/fujisan/)
5合目からいきなりの試練。すっごい霧が樹林帯を覆っています(;´Д`)
前回は晴れていたので、月明かりの下、ライトなしでも登ることが出来たのですが、今回はヘッドライトとL字ライトを点灯しても先がまったく見えません。
まるでサイレントヒル状態(笑)。ナースや三角様が出てきてもおかしくない状況です。
ってかこのままルートを外れて遭難しちゃうんじゃ!?なんて不安も出てきます ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ
でもそこは長い間、登山客を見守ってきた富士山。迷子にならないように案内板を作ったり、ロープと杭でルートから外れないようにする対策を施してますので、落ち着いて進んで行けば迷子にはなりません。
そして霧の中、慎重に歩くこと1時間半。午後23時頃、最初の休憩地点である長田山荘(2420メートル)に到着~
登る途中で自分が追い抜いたり先に出発していた人たちともここで合流したりしています。
特に母親とその息子さんで登っていた一組の登山者には休憩中、星座についての講義をしてもらい。久々に夏の大3角を発見できました。
この時点で霧の視界不慮地獄から開放され、須走ルートに点在する休憩地点の光が確認できます。
ここで水分の補給と最後の一本となったバナナを食べて再出発。
しかし、ここまで来てもまだ樹林帯から抜け出せず、虫の声も無く、全くの別世界となっているここが本当に自分の住んでいる日本なのかと不思議でならない。
誰もいないだろうと思ってたら、正面で二つの緑色に光る何かがガサガサ通っていたり(たぶん鹿あたりかな)と地元では味わえない体験がここにはあります。
樹林帯を抜け、本6合目を目指す途中、2人組みの中年夫婦に遭遇。しかし、途中休憩にしては様子がおかしい…
「気持ち悪いですか~?」と男性に声をかけると案の定、高山病の初期症状が出ている模様。
たぶんハイペースで登っていたか、呼吸の仕方を間違えていたか…
もう下山をするとの事なので、餞別としてバッグの中から鉄分のサプリメントを一つあげることにしました。
鉄分が不足すると血中のヘモグロビンが減少し、吸った酸素をうまく体内に取り込めなくなってしまいます。
「これを飲めば気分が楽になりますから、すぐに効きますよ~」などと嘘もつきながら(ΦωΦ)フフフ…
気分が悪くなっている人にはそうした言葉で励ますと結構頑張れるモンです。
後は呼吸の仕方を変えてみるようにアドバイスをしてまた黙々と登ります。
あの暗い中を無事に降りられれば良いんですがね…
そして本六合目の瀬戸館(2620メートル)で風が冷たくなってきたので、シュマグを顔に巻きます。目元はESSのクロスボウを掛けて鼻と口、耳は帽子とシュマグで覆うので殆ど体温が逃げる事の無い状態に。周りで「さみー」とガタガタしている同年代の登山者もいましたが、シュマグを巻いた私に隙など無かった( ̄ー ̄)ニヤリ
あ、
でも君達が山小屋で買ったゆで卵…おいしそう…
空腹を覚えつつ、さらに上を目指します。
次に付いたのは七合目、大陽館(2920メートル)。ここで空腹が限界にきたので、山小屋であんぱん(下界では100円相当)を260円払って購入。持参した豚汁とあわせて食事です。
登り始めて久々に感じる満腹感に気分も落ち着き、再度出発。
次に休憩したのは本七合目の見晴館(3140メートル)。このあたりですでに足がパンパン、左の股関節が痛み始めるのを感じたので、ちょっと長めの休憩。近くに寝転がれるようなスペースを見つけ、靴を脱いで寝転ぶと満点の星空です。
うっすらと天の川も確認できましたし、流れ星も目撃。そして暖かい格好で寒さを感じなかったので無性に眠くなってきたけど、まだ(人生も)先は長いので出発。
かなり空気も薄くなってきたようなので、周りの登山者も皆、口数が減ってきて余裕が無い模様。自分も気分が悪くならないように登りながら編み出した呼吸法「ハーヒュー法」で意識的に酸素を取り入れる方法で歩き続けます。
ハーでため息のように肺の空気を抜き、続けてヒューでおへその辺りの空気を抜くと息を吸うときは自然と体が酸素を取り入れるようになります。
周りから「死にそうなんじゃ…」って見られつつ次に着いたのは本八合目(3350メートル)のトモエ館

ここから吉田ルートとの登山者と合流しここから先は混雑必至の道。
登り始めて4時間半、時刻は午前1時59分頃。
ご来光の時間まであと2時間半…間に合うかはギリギリじゃないかと予想。
気合を入れるためにもマルチカモ上下を羽織り、完全装備でラストスパートにかける!
そして午前4時30分頃、事前調査によるとこの時間当たりでご来光が見えるはずですが…


おひさま出てこーーーい!!!
あと70メートル位で頂上だというのにこの混雑様。バスツアー客が今回もウザくて時間までに到達できませんでした(´・ω・`)ショボーン
ちょっとロープの外で痛くなった足を休めつつ、ご来光の時間に撮ったのがこれらでした。
でもしょうがない、今回も駄目だったけど、ここまで体調を崩さずに登ってこられたことに評価ですよ!
そう自分に言い聞かせながら、もう少しここで休んでいきます。
・登り始めは樹林帯の中を進む(他のコースでは岩肌からのスタート)ので自然を楽しみつつ登れる。
・利用者が少なめなので、静かに、ゆっくりと登れる。
・他の5合目と比べて400メートル程低い(御殿場ルートよりはマシなんですがw)
・8合目からは吉田ルートと被るので大混雑。
・登りと下山が分かれているので渋滞することがない。
HPと自分の体験からしてざっとこんな感じです。(http://www001.upp.so-net.ne.jp/fujisan/)
5合目からいきなりの試練。すっごい霧が樹林帯を覆っています(;´Д`)
前回は晴れていたので、月明かりの下、ライトなしでも登ることが出来たのですが、今回はヘッドライトとL字ライトを点灯しても先がまったく見えません。
まるでサイレントヒル状態(笑)。ナースや三角様が出てきてもおかしくない状況です。
ってかこのままルートを外れて遭難しちゃうんじゃ!?なんて不安も出てきます ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ
でもそこは長い間、登山客を見守ってきた富士山。迷子にならないように案内板を作ったり、ロープと杭でルートから外れないようにする対策を施してますので、落ち着いて進んで行けば迷子にはなりません。
そして霧の中、慎重に歩くこと1時間半。午後23時頃、最初の休憩地点である長田山荘(2420メートル)に到着~
登る途中で自分が追い抜いたり先に出発していた人たちともここで合流したりしています。
特に母親とその息子さんで登っていた一組の登山者には休憩中、星座についての講義をしてもらい。久々に夏の大3角を発見できました。
この時点で霧の視界不慮地獄から開放され、須走ルートに点在する休憩地点の光が確認できます。
ここで水分の補給と最後の一本となったバナナを食べて再出発。
しかし、ここまで来てもまだ樹林帯から抜け出せず、虫の声も無く、全くの別世界となっているここが本当に自分の住んでいる日本なのかと不思議でならない。
誰もいないだろうと思ってたら、正面で二つの緑色に光る何かがガサガサ通っていたり(たぶん鹿あたりかな)と地元では味わえない体験がここにはあります。
樹林帯を抜け、本6合目を目指す途中、2人組みの中年夫婦に遭遇。しかし、途中休憩にしては様子がおかしい…
「気持ち悪いですか~?」と男性に声をかけると案の定、高山病の初期症状が出ている模様。
たぶんハイペースで登っていたか、呼吸の仕方を間違えていたか…
もう下山をするとの事なので、餞別としてバッグの中から鉄分のサプリメントを一つあげることにしました。
鉄分が不足すると血中のヘモグロビンが減少し、吸った酸素をうまく体内に取り込めなくなってしまいます。
「これを飲めば気分が楽になりますから、すぐに効きますよ~」などと嘘もつきながら(ΦωΦ)フフフ…
気分が悪くなっている人にはそうした言葉で励ますと結構頑張れるモンです。
後は呼吸の仕方を変えてみるようにアドバイスをしてまた黙々と登ります。
あの暗い中を無事に降りられれば良いんですがね…
そして本六合目の瀬戸館(2620メートル)で風が冷たくなってきたので、シュマグを顔に巻きます。目元はESSのクロスボウを掛けて鼻と口、耳は帽子とシュマグで覆うので殆ど体温が逃げる事の無い状態に。周りで「さみー」とガタガタしている同年代の登山者もいましたが、シュマグを巻いた私に隙など無かった( ̄ー ̄)ニヤリ
あ、
でも君達が山小屋で買ったゆで卵…おいしそう…
空腹を覚えつつ、さらに上を目指します。
次に付いたのは七合目、大陽館(2920メートル)。ここで空腹が限界にきたので、山小屋であんぱん(下界では100円相当)を260円払って購入。持参した豚汁とあわせて食事です。
登り始めて久々に感じる満腹感に気分も落ち着き、再度出発。
次に休憩したのは本七合目の見晴館(3140メートル)。このあたりですでに足がパンパン、左の股関節が痛み始めるのを感じたので、ちょっと長めの休憩。近くに寝転がれるようなスペースを見つけ、靴を脱いで寝転ぶと満点の星空です。
うっすらと天の川も確認できましたし、流れ星も目撃。そして暖かい格好で寒さを感じなかったので無性に眠くなってきたけど、まだ(人生も)先は長いので出発。
かなり空気も薄くなってきたようなので、周りの登山者も皆、口数が減ってきて余裕が無い模様。自分も気分が悪くならないように登りながら編み出した呼吸法「ハーヒュー法」で意識的に酸素を取り入れる方法で歩き続けます。
ハーでため息のように肺の空気を抜き、続けてヒューでおへその辺りの空気を抜くと息を吸うときは自然と体が酸素を取り入れるようになります。
周りから「死にそうなんじゃ…」って見られつつ次に着いたのは本八合目(3350メートル)のトモエ館
ここから吉田ルートとの登山者と合流しここから先は混雑必至の道。
登り始めて4時間半、時刻は午前1時59分頃。
ご来光の時間まであと2時間半…間に合うかはギリギリじゃないかと予想。
気合を入れるためにもマルチカモ上下を羽織り、完全装備でラストスパートにかける!
そして午前4時30分頃、事前調査によるとこの時間当たりでご来光が見えるはずですが…
おひさま出てこーーーい!!!
あと70メートル位で頂上だというのにこの混雑様。バスツアー客が今回もウザくて時間までに到達できませんでした(´・ω・`)ショボーン
ちょっとロープの外で痛くなった足を休めつつ、ご来光の時間に撮ったのがこれらでした。
でもしょうがない、今回も駄目だったけど、ここまで体調を崩さずに登ってこられたことに評価ですよ!
そう自分に言い聞かせながら、もう少しここで休んでいきます。
この記事へのコメント
非常に興味深い、ありがとう
Posted by skannaessette at 2011年09月11日 09:25